婚活の歩みを止めた理由は?

結婚相談所に入会した時が一番、前向きになっている時なのだと、長年カウンセリングを続けていて思う。

あなたが足を止めた理由はどこにあるのか?

それは、「今までうまくいかなかったから」という「これからも上手くいくはずがない」という思い込みが増すから。

まるで自分は予言の力でもあるかのように始まるその陰な思いに支配される事などないように、新しい未来を築いてゆく事が出来たら良いのだけれど、「過去」「経験」という何ともならない、動かせない「事実」に縛られて、「今」身動きが取れなくなって「未来」を諦める。

 

1度目のお見合いで結婚が決まった人もいる。

6人目のお見合いが結婚相手になった人もいる。

結婚する事はある意味「簡単」なことだと言うなら、確かに「簡単」なことなのだと思う。難しくしているのは、自分自身である。

 

男性に触れられる事も苦手な人と、常にオープンマインドな女性が、同じスピードで成婚してゆけるのか?同じスピードでお見合いを組み、お見合いの後は仮交際に突入し、本交際に入り、プロポーズされるまでに、相手にも心を開いてもらい、2人で手を取り成婚退会出来るのか?

 

自分のココロがいつも今を作っている。

私が結婚をいつしか「気軽」に出来なくなったのは、自分の「挫折」によるものだとは分かっている。若い頃なら突き進んだ「結婚」に、もはや「恐怖」まで持ってしまったのは、結婚した経験から。

あえて今を捨てて、次のステージに進む必要はあるのか?

 

それでも新しい未来を、まだ見たことがない未来を、望んでいる。

 

心を閉ざしてしまえば、過去を生きることになる。どうせいつか終わる人生で、失敗をおそれながらチャレンジせず生きるよりも、希望を抱いて生きたい。

 

もちろん今という時に満足もしている。
じゅうぶんにありがたいと思っている。
今以上に望む事などない。

いつか望んだことの、全てを手に入れてしまったのだから。

 

あなたは何が欲しい?欲しかった?それはどうして無理だと思ったの?どうして諦めたの?根っこにあるのは何?あなたが想像した欲しかった未来は過去にはないのに、いつまで過去を根拠に今、歩みを止めるの?

それを決めたのは誰?

 

諦めた時に試合は終了です。

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