先日、カフェでお茶を飲んでいたら「私、35歳になったら結婚相談所に行こうと思っててー!今はアプリで良いかなーって」「結婚相談所はやっぱり最終手段ですよねー」
「うーん…」と思いながらも、いきなり話に割り込めるはずもなく、ぐっと我慢していた私。
「結婚相談所は高い」と言いますけれど、費用対効果はアプリよりかなり高いと言われています。どうやって比較したのかは知りません。
遊びなのか真剣なのか、結婚はともかくとして、恋人が欲しいのか、沢山登録していて、中には詐欺師や既婚者もいて、つき合っている相手がいる人もいるのだろうけれど、その程度なんてまだ可愛いものなのだろう。もっと若い女性も、もっと可愛くて綺麗な人もいつまでもいる。次から次にもっともっと高年収男性もいる。
よく「川遊びには気をつけてね。思いのほか足を取られる時があるし、急に深い所があるからね」って言うけれど、アプリは泳げる者もいれば、泳げないで溺れている者もいる。
40過ぎて俳優みたいな、全てが整っている男性もいるけれど、「それはとてもおかしいこと」そこには何かあると思った方が良いと、結婚相談所の先輩が言っていた。男性はずぼらだし、何か抜けているし、そしてそれが普通なのだと。
つき合いたいのか、ただ遊びたいのか、けれどいつかは結婚したいのか?本人も良く分かっていないイケイケドンドンの男性に騙されてるのだか、けれど好きだから良いのか、ちょっと袖が触れ合う程度でまた何事もなかったかのように離れてゆく。
次から次にくるメールに返事をして、いるのかいないのか、会えるのか会えないのか分からない相手に時間を費やす。
そして…歳を重ねていく。疲弊する。
35歳からの婚活を否定しない。35歳からの婚活だって何年も活動して、40過ぎて年下男性と結婚して、成婚退会していってくれた子だっている。
けれど35歳女性は言う。
「もっと早くに始めておけば良かった」と。