今に始まった事ではない。平成でも昭和でも同じ。30%程度が恋愛経験なし、そして3から4割程度がいつの時代も恋愛強者。恋愛経験率を大きく取り上げてしまうけれど、ヤバくはない。
デジタル世代とアナログ世代のコミュニケーションの差。両者共コミュ力変わらず。対人スキル、セルフコントロール能力、今の世代の方が強い傾向がある。
「最近の若者は…」というけれど、あなたも同じです。人間は過去を美化しがち。今の若者はアルコールを飲む割合も減っている。暴力行為も減っている。自殺を考えたことがある若者も減っている。
自分はえらいと思っている人ほど、若者をディスる傾向アリ。おじさんやおばさんが若者をマウンティングしてしまっているのはいつの時代も同じこと?
私は基本的に、いつも時代は少しずつ変わっていっているし、それも良き方に変わっていると信じている。もちろん得たものがあれば、失ったものもあるのも視野に入れて。
なので子供は親よりもいつもバージョンアップしてゆくし、親を超してゆく。それは色んな意味で。あなたもきっと親が幼稚に見えてきたことがあるはずで、どんなに立派な親も完璧ではないし、その親を見て育ち、そして自分で多くの事を学び感じ、結果を出してきた。必然的に親より心も体も成長し、良くなっているはずなのだ。だから親に依存しなければ生きられなかった、無条件に親を愛した時代を過ぎて、親が完璧ではなかった事に気づく時がくる。そこまで干渉されたくなかった、ありあまる愛も、もっとかまって欲しかった足らなかった愛も、「本当はもっとこうして欲しかった」それでも確かに自分に対して「与えてくれたもの」が沢山あった事にも気づく。親が命がけで守ってくれたから、文句の1つも言える、そのお口があるのだ。無理に感謝しようとせずとも、親への期待を手放し、してくれた事だけに「ありがたい」という気持ちが自然と湧き出てくるものなのだと思う。
若者は素晴らしい。
色んな事を考えて、悩んで、夢見て、生きている。
私たちお年寄り?は、いつもその芽を摘まずに、認め褒めて理解して、一概に否定せず、あたたかく見守れる大人でいたいと思うのです。