男に尽くす女が幸せになれない理由
婚活の現場では、「彼に尽くしているのに、なぜか幸せになれない」と悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーに対して尽くす行動は一見、美徳に映ります。しかし、「尽くすこと」が自分の幸せにつながるとは限らないのです。むしろ、尽くし過ぎることで女性自身が不幸せに陥るケースが多く見られます。今回は、男性に尽くす女性が幸せになれない理由を解説していきます。特に「私、つき合ったら尽くしちゃうのー」と発言してしまっている尽くし系女子は特に注意してください。
1. 相手に依存して自己価値を見失う
尽くすことに集中していると、パートナーの満足度を優先するあまり、自分の感情やニーズを無視するようになります。その結果、自分の気持ちや価値観を表現できなくなり、次第に自分が何を求めているのか分からなくなってしまいます。尽くすことで相手からの評価を得ようとするあまり、自己価値を相手に依存してしまうのです。
自己価値が他者の反応に左右されるようになると、パートナーの反応に一喜一憂し、心が安定しなくなります。こうした依存関係は、長続きする幸せとは言えません。自己肯定感が下がり、気づかぬうちに「自分が相手に必要とされること」だけが自分の存在意義になってしまうのです。
2. パートナーの成長を妨げる
尽くすことでパートナーに「何でもしてもらえる」感覚が生まれると、相手が自己成長をしなくなり、依存的な関係が形成されます。例えば、家事を全て引き受けたり、金銭的な負担を肩代わりしたりすることで、パートナーは自分で努力する必要がなくなり、現状に甘えてしまいます。
これは結果的に、相手が自立したパートナーとして成長する機会を奪ってしまうことになり、二人の関係が成熟しません。尽くしすぎることで、相手が「与えられて当たり前」と感じるようになり、相手の自己成長を妨げ、関係の質が停滞する原因になるのです。
3. 相手から感謝されにくくなる
尽くす行動が日常化すると、相手にとってそれが「当たり前」になりやすく、感謝の気持ちが薄れてしまいます。人は、何かを与えられることが当たり前になってしまうと、その行為に対する感謝の念を感じにくくなる傾向があります。
相手が感謝の気持ちを表さないと、尽くしている側は「こんなに尽くしているのに…」と不満が募りますが、感謝されない原因は、自分の行動が相手にとって日常になってしまったことにあるのです。感謝を受けられないことで、次第に「私は大切にされていない」と感じ、自分を犠牲にしてまで尽くすことが虚しく感じられてしまいます。
4. 自己犠牲が関係のバランスを崩す
結婚や恋愛関係において、両者のバランスが取れていることはとても重要です。しかし、尽くしすぎることでそのバランスが崩れ、関係が不安定になることがあります。尽くす女性は、相手に対して自分のニーズや希望を後回しにしがちですが、長期的には不満が積み重なり、ストレスやイライラが増してしまいます。
尽くす女性は、相手が自分に尽くしてくれることを期待する気持ちが出てきますが、その期待が叶えられないと、バランスの欠如が顕著になり、関係が崩れてしまうのです。このように、自己犠牲によって関係が一方通行になると、女性は「愛されていない」と感じ、心が疲弊してしまいます。
5. 自分自身を大切にする時間を失う
尽くしすぎると、相手に時間やエネルギーを注ぎすぎて、自分自身のための時間が減ってしまいます。恋愛や結婚生活においては、相手に尽くすことも大切ですが、自分を大切にする時間やリフレッシュの機会も必要です。
尽くす女性は、相手のために何でもしてあげたいと思うあまり、自分の趣味や友人との時間を後回しにしがちです。しかし、パートナーシップを長続きさせるためには、自分自身の心の健康が何より重要です。自分の気持ちに正直に向き合い、心に余裕を持つことが、パートナーと幸せな関係を築く基盤になります。
6. 自立したパートナーシップが築けなくなる
幸せな結婚や恋愛関係を築くためには、互いに自立していることが不可欠です。尽くすことで相手に依存するようになると、依存的な関係が強まり、お互いに独立した存在として尊重し合うパートナーシップが築けなくなります。
パートナーにとっても、相手が尽くしすぎることで、逆に「自分は頼りない人間だ」と感じることがあります。こうした依存的な関係が続くと、相手は「息苦しい」「重い」と感じるようになり、距離を置きたくなることもあります。結婚生活においては、自立したパートナーシップを築くことが、長く幸せに続けるためのポイントです。
7. 本来の自分を見失ってしまう
尽くしすぎると、相手のニーズや要求に応えることが優先され、本来の自分が持つ個性や趣味、価値観を見失うことがあります。恋愛や結婚において、自分自身の個性や考え方を尊重し合える関係が理想ですが、相手のために尽くすあまり「自分らしさ」を後回しにしてしまうと、本来の自分と相手が望む自分との間にギャップが生まれ、関係が不安定になります。
また、本来の自分を押し殺して相手に合わせることで、自己肯定感が低下し、自分自身に自信が持てなくなります。自分を偽って尽くすことで、最終的に相手に対しても不満を抱く原因になるのです。
結論
相手に尽くすことは、一見すると献身的で愛情深い行動に映るかもしれません。しかし、尽くしすぎることで自己犠牲が重なり、依存的な関係が築かれることが多く、ご自身の本当のお幸せにはつながりにくいのが現実です。幸せな関係を築くためには、互いに自立し、感謝の気持ちを忘れずに、バランスの取れたパートナーシップを目指すことが大切です。尽くすことも時には大切ですが、まずは自分自身を大切にし、心の健康を保ちながら、相手と良い関係を築くことを心がけましょう。
「尽くしたがる男性」も稀におられますが、チヤホヤして、合わせてくれて、色々考えてくれて、気分も良くしてくれるし、自己肯定感も上げてくれるのに「本当にこの人は私を愛しているのだろうか?私の事を大切におもってくれているんだろうか?」「この人は自分を愛しているだけではないのかな?」と小さな違和感に繋がる事があります。そしてそれはお断りした時や別れぎわに違和感が確かだったことに気づかされます。
先ほどまで一生懸命お気持ちを伝えてはったお相手というのは、その時と何一つ変わってはいないのに、自分がフラれたり別れを告げられた瞬間、用がない人と認識した瞬間から急に冷たい態度を取る人もいれば、相手の気持ちを無視して、自分本位にただただ別れたくないとすがる人もいます。買った全ての物を返してくれとか、使ったデート代を請求する人までいるようです。
尽くす男性ほど「あぁやっぱり…」「別れて正解だった」「断って良かった」と感じられる言動を取りがちです。あれだけ言っていたけれど、ただ自分が愛されたかっただけのことで、正直私の方が割と好きだったんじゃない?とふと思う時すらあるほどです。
私は自分が決めた別れでも相手が決めた別れであっても、ボタンを掛け違えたり、タイミングが悪かったりして、切れてしまったとしても、何かしらのご縁があって出会えたと思っています。私に出来る事があれば力になりたいと思うし、その人であることには変わりはないのだから、会えなくてもどこかで笑っていて幸せに生きていて欲しいなと願っています。あなたはいかがですか?好きな人はいつまでたってもやっぱり好きな人です。
おそらく尽くすから愛が深いとは言えないし、多分全く別の話しなのだと思います。
私って尽くしてしまう女なのー。と発言しなくても、私たちはお相手に対して何か買ってきたり、ご飯を作ったりする事はあります。それは自分が純粋にしてあげたくて、やりたくてしている事なので、同じ行動であっても、相手に愛される為にしている訳ではありません。
つい尽くしてしまう女性、気がつけば自分がすり減らしたお気持ちになっておられるのなら今後「尽くす発言」は絶対にやめた方がいいでしょう。