このテーマはどの時代にもあるし、みんなに語られてきた様に思うのだけれど、私は常に「バランス」が大切に感じています。そしてその「バランス」に「価値観」「金銭感覚」というのがあって、それが大きくズレ過ぎていると長く人生を共にする事が難しくなったり、過度なストレスでとても苦しい思いをしまう事になりかねないように思うのです。
お金というのはとても面白く、大切な存在だと常々思います。
そして、そこのお話をきちんと出来ないお二人には、そのツケがいずれまわってきます。
適当に済ませるよりも、状況をきちんと把握しておく、そのローンは何年の何月に終わるのか、貯金はあるのか？毎月の目標貯金額はあるのか？保険は入っているのか？収支のバランスは良いのか？金銭感覚は大きくズレていないのか？毎月どれほど美容代や趣味、交際にお金をかけたいのか？身の回りの物はどんなものを買っているのか？旅行にはいくらお金をかけるのか？週にどれぐらい外食に行きたいのか？お酒はどれぐらい飲みに行くのか？それは分相応か？これからどういった希望や計画を考えているのか？
そこまでしないといけないの？
いくら以上の物は購入の際に相談し合うのか？お小遣い制ならその金額、生活費支払いの割合、ご両親への母の日、お誕生日にはどういう形でしてゆきたいと考えているのか？二人の希望は大きくズレていないのか？
私は結婚前に全て話し合っておいた方が良いと思っています。
おつきあいした方の中には、最初1000万の収入があると言っていて、けれど実際は300万の年収の方と同じ生活をしておられた方もいました。嘘ではなかった。税金を引かれて700万になり、養育費に毎月15万支払い、元家族の住む家のローンを15万支払っていました。その上言われる度に塾代なども用意していました。
私はろくに養育費を支払ってもらえなかった状態だったので、ここまでしているお父さんがおられる事にビックリしましたし、人として尊敬もしました。けれど別れました。「最初に説明してくれなかった」「初めは余裕のあるフリをされた」それがどうしても許せなかったのです。その状態を最初に説明されたなら、おつき合いしなかったのか？もしかしたらつき合っていなかったのかもしれません。
つき合う前には「裕福なのか？」という様な買い物をしたり、買ってくれたりしていたのに、まさかの貯金はゼロだったというお話は少なくないようです。つき合っている段階で知れたならまだしも、相手が裕福だと思い込んで舞い上がり結婚した末に実は全く余裕などなかった。その女性を手に入れる為の手段であって、実はもう借金は膨れ上がり生活費もままならず、自己破産するしかなかった話も聞いたことがあります。
私は、お相手にお金の事で聞かれた時に誤魔化す人や、威嚇しそれ以上聞いてくれるなという態度の人は、とてもあやしいし不誠実だと思います。今日明日に出会った相手にならともかく、将来を考えもする段階でその様な態度を取られた際には潔くお別れも視野に入れて考えた方が良いと思います。
先日会員様にある質問された際、「好きだからつき合うのはもちろんだし、そうでなければつき合うのも無理なんです。けどね…でも、別れる時に相手を好きかどうかは、私の場合は関係ないんです。好きだから別れられないとかないんです。好きでも別れてきた人が何人かいると思いますよ。明らか自分が幸せになれない人とは、好きであろうが別れる。」とお伝えしました。「私は自分を幸せにする義務があるし、私が幸せになれないということは、結果その好きな人も幸せになれないということなので」会員様は「メモるので待ってください」と格言でも聞いたように書きとめておられました。
その会員様はまだ若くマッチする男性がこれからいくらもいます。けれど私はもうお相手を選んでいる訳にいかない事は痛い程理解しています。よその旦那を略奪するならともかく、そうまでしないと空いている人がいない世代なのです。バッタバッタと嫌なら別れるという事を繰り返してゆくにはあまりにもキツい年齢層なのです。
それでも、もしもパートナーが金銭面で不透明だとしたら、きちんと説明もしてくれないのなら、私は別れてしまうでしょう。
車がなくても良いし、現にそういう人ともつきあってきました。
お金があるかないかよりも、私にとってはもっと大切な事があるのです。
誠実な人と一緒に生きていきたい。収支のバランスの良い人と生きていきたい。日常を楽に過ごしたいなど、
自分が願う希望の場所に足を運ばねばなりません。
それを出来るのは私だけなのです。
あなたはいかがでしょうか？
好きだから別れられない？お金はないよりある方が良い？それよりも大切にしたい事がある？みんなそれぞれの正義の元に生きているように思います。
お金のなる木だそうです。お写真を会員様が送ってくださいました。保存して持っていたら良い事があるそうですよ( *´艸｀)
