夢中になれるものがある人は、輝いているとよく言います。それでも時に立ち止まってみても良い時が、人にはあるんじゃないかと思います。
今の私は特にそうかな？走り続けてきた人生の節目を迎えました。子供たちが巣立ってひとりになりました。
成婚退会では「五十嵐さんのお陰です」そう言ってくださる声をいつも心から納得して受け取れずにいて、その言葉をいつか素直に受け取れる為に、私にしか出来ない事を提供したいと、いつも考え続けてきました。婚活が上手くいかない大きな理由は、「夢を諦めること」自分の過去ばかり見て、今までダメだったから、これから先もダメなんだと決めつけること。
半年の婚活、1年の婚活、2年の婚活、リングザベルには13年の婚活で決まった人もいる。諦めた人には決して見れなかった未来を、手に入れた会員様たち。
進むのも諦めるのも恐い婚活。それは私自身よく理解している。だからこそ今を楽しもうよと会員様に伝える。2人になれば過ごせないひとりの時間。今を、苦しまず逆に楽しみながらする婚活。
自分を責めず、自分を落とさず、今さえも大切に生きる事を忘れないで。誰に否定されても、誰に拒絶されても、あなただけはあなたのミカタになってあげて。
リア充過ぎると彼氏が出来ない。暇過ぎる女は男にプレッシャーを与える。静かな時間は私には珍しく、とぼとぼ歩くワンコの散歩は、時にとても切なくなる。過去の事も沢山思い出す。可愛かった、飛びついてきて大好きだと言ってくれた子供たちの事も。守りたくて、一生懸命だった。ただただ気忙しくて、そんな過去に戻りたいのかと言われたらそれはもう勘弁いただきたい。
18歳から子供たちと、わちゃわちゃ生きた私は、子供たちが家を出た時、極度のむなしさと共に、独身者と言うのは、なんとまぁ…あり余るほどの時間を手にするのかと知り、そこにはかなりの幸福を感じてしまった。人はいつも全部は手に入れられないのだ。仕事が忙しい人が彼女が欲しいと望んでも、手に余るほどの彼女は邪魔になるし、かといって、1人で生きると決めてしまうには、仕事だけでは心の隙間に風が吹く、人のあたたかみが欲しいのだ。五十嵐さんは良いよね！結婚して子供も産んだから言えること！と言う者もいるけれど、そりゃ環境なんて人それぞれなんだから、あなたの事も私が全部は理解出来ないように、私の事もどれだけ時を共に過ごしても、理解は出来ないものだもの。他人の全てが分かるはずないよ。あなたも私も、全部相手のご都合の良い様にコトバを発し、都合の良いような態度を取り、期待通りに生きる事なんて出来ないよ。申し訳ないけど。
人生には後悔も特にないし、来る者も去る者も、仕方ないかと感じる。去る者とはご縁がなかったということだと思う。
静かなひとりの時間にしか生まれてこないこともある。変わる時はいつもひとりの時。会うべき人に会うし、別れるべき人と別れる。そうしてちょうど良いようになっている。どんな気持ちの時であっても、自分の人生だけは信頼して進む事。それがいつもとても大切。
「あなたの人生は、今どんな感じですか？」
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