基本的に初めてお会いする際にはプロフィールは一通り目を通して頭の端っこに入れておいて欲しいのですが、かといって、出来ればその内容はどうしても話が続かなかった時の為に取っておいて、特に最初に話す事は避ける方が良いとカウンセリングでお答えしています。
一般的には趣味や仕事の話をするべき。
でも、そんなアドバイス必要ですかね?
それで話がもたないから、どうしたら良いですか?って話しですよね。それに、趣味って書いていても、一応何も書かないのも愛想がないから書いているって人もすっごく多いし、お仕事についても、そこまで楽しく面白い話しにはならないと思うんですよね。そこまで趣味に没頭している人の方が少ないし、そこまで好きなら勝手に自分から話し出しますしね。
お仕事に関しても、ご自身で会社を立ち上げた!とかなら、私としては、そのいきさつとか心情とか、色々気になる事はありますが、大抵の方が会社員であって、まぁ何となく採用され日々仕事をこなしていて、週末には喜び、仕事の前日には、また明日から仕事かーって考えている。会話は盛り上がるのかな…って思うんですよね。
なので、会員様にはこんなこと話してみたら?とか、こういう質問の仕方より、こういう風にお話ししてみたら話が広がるよ。とカウンセリングでは色々お話させてもらっています。少しだけでも一緒にクスリと笑えるぐらいがベストですね。
「ムリ!」か「ムリではないか?」
当たり前のことですが、お見合いではお互いの相性が試される場所です。1時間くらいでお互いの何が分かるの?中には「あんなにお話したのにお断りなんて、サクラではないでしょうか?」とトンチンカンな質問を投げかけられた方もおられましたが、確かにあなたのことそんな時間で深くは分かりません。
分からなくても「ムリ」と感じられてしまったら、ご縁には繋がりません。
逆に「ムリではないな…」という状態はハードルが低いようで、かなり高いものだと考えた方が良いと思います。女性であれば比較的高いハードルが設けられていて、男性はどちらかというと低めだとされていますが、「婚活」という場においては「恋人」ではなく【一生涯のお相手】として相手を見るので、ステータスの高い男性ほど「ムリではないな…」のハードルは高いものとなっていると感じられます。
なので、結婚相談所ではマッチングアプリの様に10歳上の女性と会おうとする男性は、ほぼいない状態なのです。
努力しても変えられない部分もある。
潔く「ご縁がなかったんだ」という言葉で片づけた方が、心身ともに健康に過ごせる事も多いです。
なぜなら私たちには努力して変えられる部分と、何をどうしても変えられない部分があります。変えられない事もないけれど、かなり困難な場合もあるでしょう。
年齢は当然変えられませんし、生まれた環境なども無理ですし、過去も変えられません。ハゲや低身長、短足も、どうにもなりません。顔は整形で変えられる?でも…それはちょっとね…女性はお化粧があるのでありがたいですね。
「変えられること」「変えられないこと」そのどちらなのかを見極める事の大切です。どんなステージでも立ち止まりそれを考える事で無駄な落ち込みを防げます。
ただ…耳をふさいでしまうのは又違います。あなたの返事の仕方、相槌の打ち方は、「何かえらそう」「何かつまらなそう」と感じられるものではないでしょうか?「与える印象」は癖なので、気付く事からが始まりです。話が続かない、盛り上がらないというのは、「あなたの態度」が原因の場合もあります。
「楽しそうな雰囲気」だけで、人は楽しい気分になる事が出来ます。笑顔で上手に反応出来ていますか?会話のキャッチボールはきちんと「キャッチ」出来ていますか?視線はどんなかんじでしょうか?
相手に与える印象は変えられる。変えてあげる事も出来る。
あなたが男性なら、髭を剃り、爪を切り、鼻毛をチェックし、耳を綺麗にし、決してフケなど肩に落としておかない。その髪を短髪に整えて、ワックスの付け方を学び、オシャレでなくても良いから、悪目立ちしない柄や小物、個性的なネクタイなど入れず、モノトーンでまとめ、体型に合った服を選び、靴やカバン、財布も癖の強いものから、綺麗めのシンプルな皮のものに変える。シャツはいつも綺麗に洗濯しアイロンを通す。余裕があるならクリーニングに出す。
努力できる身なりの部分。
女性側は男性には期待せず、いずれ変えられる部分だと考え、性格的な部分を見るように努める。(この男性は自分が磨けば良い感じに変身しそう…)
相性がある
恋愛経験の少ない人ほど、「ムリな相手」を引っ張ってしまいがちです。そしてくたびれてしまいます。婚活疲れが始まります。
「ムリな相手」だけど、好きになれるかもしれない…という事はないのです。早く切らないと他の良い人と会う機会の損失です。「ムリではない人」を好きになれる事はありますが、まず最初に「ムリ!」は「ムリ!」が大きくなるばかりです。
ともかく色々な人と交流をしてみる。
仮交際が複数人になっても、それは問題はありません。色んな人とお見合いして、何人かと交際しないと見えてこないのです。3人と複数交際し、3人とも最終的にムリになり、また交際して3人のうちから1人が良い!ってなった時には、ご自身が何がムリで何がOKという、ご自身ときちんと向き合われて出せる答えでもあるのです。
具体例 いつもどんな生活をされておられるのですか?
なるべく多くの人から選ばれることで、選びやすい環境を得ることが出来ます。自分の結婚です。「何を話してよいか分からない」というのは、相手にこんな事を話していいのか?どう思われるのか?など、自分自身を守っている状態です。自分に矢印が向いていると守りに入ってしまって会話が難しいのです。矢印がお相手になると、相手に興味を持つでしょう。自分の一生涯のお相手として選ぶに値する相手なのかを決めなければならないのですから、「いつもどんな生活をしておられるのですか?」とお聞きして見たら良いと思います。「どんな?」「どのような?」それって「はい」「いいえ」で終わらない質問です。
お相手が楽しそうにお話し始めたら、時間をかけて興味を持って楽しそうに聞いてみてください。どんな風に夜を過ごしておられるのか、どんな時間に起きておられるのか、寝起きが良いのか悪いのか、どんなものをいつも食べているのか?大切にしている事は何なのか?嫌いな食べ物や、好きな色、自分がどう思われるかよりも、相手を理解しようという姿勢が、とても良い印象を与えます。他にも月1カウンセリングでは色々お話しています。
しかしながら、詮索は良くありません。
最寄り駅はどこなのか、宗教は何かしているのか?両親は何をしているのか?などと言った、それはご本人以外の事であり「聞き出されている」と感じられる方も多く、不躾な質問というNGの質問になります。
お見合いは1時間から1時間半程度
切り上げ方に困るとおっしゃる方も多いです。
「あー楽し過ぎて、仲人さんに言われていた時間より過ぎてしまっていました!ついついすみません。今日はありがとうございました。またお会い出来たら嬉しいです。改札まで送りましょうか?」って感じで、何にもあなたが悪い訳でもなくても「引き延ばしてしまってすみません!」って感じで男女とも切り上げたら印象が良いです。もちろん又お会いしたくない人には、紛らわしいので言わないでくださいね。
では幸運を祈っています(#^.^#)