やりたい事が分からない人は少なくなくて、その中でも「婚活はする」と決めて進んだはずなのに、「婚活したい」のか「婚活をしなければならない」なのか分からなくなることがあります。私は常に「したいからしている」という所を見失ってはいけないと思っています。
例えば「カウンセリングをしなければならない」「掃除をしなければならない」「洗濯しなれけばならない」「料理しなければならない」「犬の散歩をしなければならない」のでしょうか?
立ち止まってきちんと考えてみた時に、おのずと答えは見えてくるのです。「自分が全てしたい事」なのだと。私のカウンセリングで何かに気づいたり、リフレッシュした会員様の笑顔が見たい、綺麗な部屋で暮らしたい、清潔な服を着たい、体に優しいものを食べたい。犬に喜んで欲しい。だからこそ、私は「しなければならない事をしている」のではなく「したい事をしている。そこにどんなに手間がかかったとしても、したい事だという事を忘れてはならない」という事とキチンと向き合った時に、「面倒だな…」と思ってする気持ちがとても少なくなっていることに気がつくし、ひとつの作業にも「楽しい」と思えたり「やりがい」や「幸福」を感じたりするのです。
婚活はどうでしょうか?やりたくないけど…やらねばならぬ?
どんな相手と出会いたいのか?はとても大切です。明確にする事でやっと見えてくるのです。そしてそれよりも大切な事が、あなた自身どんな人間なのか?自分を理解できていますか?何を喜び何に悲しみ、何に頑張って生きて来て、これからどんな未来を、どんな人と過ごしたいのか?考えた事はありますか?
「どんな人と出会いたい?」お聞きしている時にはみんな「あつかましくないですか?」と言いながらもキラキラした目になりました。そして最後はいつも決まって「そんな人いますかね(笑)」とおっしゃいます。ご自身の願望を抑えたり、それって普通の事じゃないですか?とおっしゃったりもします。だけど、願望を言ってもいけないなんて事あります?そして普通だと思う事が案外あなたが本当に大切な欠かせない事だったりもするのです。普通というのは、いつも誰かと違うのです。
「休みを使って、お金も時間も費やして、一体何をしているのだろう…」という気持ちになってしまうのは「目的達成の為にに自分がやりたい事だから」ということを忘れてしまいがちです。会いたいと思っているお相手が自分でも無謀だと思うのだとしたら、ゴロゴロと転がっているはずのないお相手と出会いたいのだとしたら、今日お会いしたお見合いの相手とは違っていたとしても、それはあなたが望む未来に繋がる為に必要だった出来事です。私たちは自分の決めた目的地に向かって生きています。
イキイキしたその瞳を曇らせず、くたびれず見失わず、今日は素敵な休日にしようと決めて動いてみましょう。